■ 仕事・職場ですぐ使える「中国古典」の心得「孫子のリアルガチ兵法」とは

IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)など新しい概念が次々と登場し、激動する現代のビジネスの世界において、古(いにしえ)より変わらないのは人間の心。成功への道、勝利への道には不変の法則があり、その法則が凝縮されているものが『孫子』に代表される中国古典です。本書ではその内容を解説しながら、現代ビジネスで活用されているシーンを〝ガチ〞で〝リアル〞に再現。ビジネスでどのように『孫子』ほか中国古典の兵法や思想が活かされているか紹介しています。



たとえば、部下やメンバーのやる気を引き出したいときに役立つのが「帰師には遏(とど)むることなかれ」という『孫子』九変篇の言葉。元々は、母国に退却しようとしている敵軍の逃げ道を完全に包囲してはいけないという教えですが、部下やメンバーが失敗したときに、叱責して追い詰めずたりせず、逃げ道を残しておいてあげれば、いつか自分で挽回するという解釈につながります。本文の第一章「人を動かす」編で解説しています。

有利に交渉をすすめたいときに使えるのは「衆樹の動くものは来るなり」。『孫子』行軍篇の言葉です。交渉の際、ライバルは自らの意図を察知されないよう行動するものですが、必ず何らかの兆候が現れているからそれを見逃すな、という意味の教えです。本文・第五章「交渉・情報・運」編で解説しています。

そして、「横浜ウォーカー」だからできた「謝甜記」「江戸清」「皇朝」「福満園」など、横浜中華街・有名店の社長4名に聞いた”経営の信条”インタビューも掲載。たとえば、中国料理チャンピオンの店「皇朝グループ」代表取締役の陳祖明氏は、経営の信条として「知彼知己百戦不殆=彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」という日本でも有名な『孫子』謀攻篇の言葉をあげています。17歳で日本に渡り、マーケティングを駆使して、成功を収めた陳氏ならではの心得です。

そのほかにも、『三国志』『史記』『論語』など、現代のビジネス現場でもそのまま使える「中国古典」の教えが満載。成功を収めた経営者の体験談と合わせて、ご自身の仕事にもご活用いただけましたら幸甚です。
Source: ニュースウォーカー